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3年目のタイルカーペット
先日はオフィスと、その横に併設されている
ショールームのカーペットクリーニングにお伺いしました。
今や、日本のオフィスでは主流となっている
タイルカーペット。
色々なデザインがあって、
部分的に張り替えたりできるので、
コストも安く済むという事で、多くのオフィスで
採用されています。
今回の3年目のオフィスと、ショールーム。
土足なので、汚れや摩耗によるダメージも
目立ってきています。
さすがに張り替えは早い、ということで
クリーニングのご依頼を頂きました。
カーペットクリーニングの工程
カーペットのクリーニングは、工程が大事です。
①まずは、カーペット専用のドライバキュームで、
乾いた汚れを、掻き出しながら吸い取ります。(赤いの)
カーペットの汚れは、7~8割が乾いた汚れ
(ドライソイル)です。
ご家庭のおそうじでも、同じですが、
乾いた汚れは、乾いたまま取り除くことがベスト。
濡らしてしまうと、取りにくくなってしまい、
手間もかかるし、汚れも広がってしまいます。
カーペットクリーニングにおいても、
この最初の工程、掃除機掛けが大事なんです☆
②次に、専用の噴霧器で、洗剤を塗布していきます。
洗剤がまんべんなく、行き渡るように(濡らし過ぎないように)
ノズルの先端も、専用のチップに付け替えています。
濡らし過ぎは、オーバーウェットと言い、
なかなか乾かず、業務に支障が出たり、
カーペットの裏の汚れを吸い上げてしまったり、
トラブルのもとになります。
適切な量の洗剤を、まんべんなく撒くことが大切です。
③次に、洗剤分をポリッシャーで馴染ませ、
カーペットエクストラクター(洗浄マシン)で、
洗剤を濯ぎながら、汚水を回収していきます。
この時、洗剤分が残らないように、
ただの水ではなく、中和剤を入れた水(お湯)で
濯いでいきます。
このノズルの先端部分は、吐出口と吸水口が
セットになっていて、
水を吐き出しながら、同時に吸い上げていきます。
濯ぎ残しの無いように、ゆっくり、丁寧に。
④最後に、乾きやすくするために、
ポリッシャーに綿パッド取り付けて回し、
余分な水分を取り除きます。
摩耗した部分は、残念ながら戻りせんが、
汚れやシミは、スッキリ落ちて、
空間が明るくなりました^^☆
カーペットは、間違った方法で、汚れを落とそうとすると
色が落ちてしまったり、元に戻らなくなる恐れがあります。
汚れたオフィスだと、そこで働くスタッフさんの
気分も下がってしまい、
良い仕事が生まれにくくなります!!
カーペットの汚れが気になったら、
まずは、気軽にご相談くださいませ^^