目次
最高のメンテナンス方法
住まいや建物にとって、
愛着を持って行う、「普段のお掃除」ほど
優れたメンテナンス方法はありません。
もちろん、
きちんとした、「プロのおそうじ」は、
知識やスキルに優れた、
専門的なノウハウに基づいて行うため、
「普段のお掃除」では取れない汚れや
届かない仕上がりレベルに達します。
なので、ある程度年月が経ってくると、
最高の状態を取り戻すためには
必要な場合があります。
しかし、洗剤や機材だけに頼った、
スキルや愛情の足りない
「プロのおそうじ」は
「普段のおそうじ」レベルにすら達しないのです。
むしろ、そういった雑な仕事は(愛情の無い)
ダメージを深くしたり、
メンテナンス性を著しく悪くしたりします。
愛着のあるお住まいを、
愛情をもってお手入れすることは、
住まいにとっても、
住まう人にとっても、
最高に心地よい、とても素敵な
暮らし方だと思います。
本物の「プロのおそうじ」として成したいこと。
私たちは、おそうじのプロとして、
お客様の、愛着のある住まいを
そこにある「思い」や「記憶」とともに
蘇らせるような、
プラスのエネルギーに満ちた
美しさを再現させたいと考えています。
お客様に、
最高のメンテナンススキルである
住まいに対する「愛情」を
いつまでも、保っていただけるように
ただ汚れを取り除くだけではなく、
ただ、傷んだモノや、劣化したモノを
取り換えることでもなく、
モノを大切にする心、
暮しを大切にする心、に
お応え出来るような
「プロのおそうじ」をお届けしたい。
そう考えています。
「蘇り」事例。
例えば、年数が経ってくると
普段のお掃除だけでは落とせない汚れが
多少なりとも現れてきます。
いつまでも美しく、最高の状態を保つためには、
その汚れを、取り除く必要があります。
どんなものでも、形あるものは劣化していきますが、
汚れのある状態というのは、
その、劣化を早めたり
劣化に気づきにくくなる危険性を含んでいます。
だから、適切な方法で、
無駄なダメージを与えない方法で、
蘇らせるイメージで綺麗にしていくことが
大事だと考えています。
たとえば、この浴槽に付着した水垢。
別の業者さんでは、
傷を付けずに、水垢だけを落とすのが難しいと判断され
表面を削り取り、コーティングで加工する。
という方法を、提案されたとの事でした。
しかし、以下のような理由で
当店で、クリーニングを施工させていただきました。
・築年数が10年目であったこと(まだ、リフォームするには勿体ない。)
・部分的にテストした方法で、水垢だけがキレイに除去できたこと。
・自然な質感を取り戻したい。
結果、少し擦れた跡や、表面の傷は出てきましたが
ここまで回復できました。
正直なところ、この施工は数年前で、今思うと
もう少しできたかなという、思いもあります。
お客様には喜んでいただけたけれど、
自分自身では、100%満足ではなかったという事です。
(この時点ではやり切ったのですが・・・)
取り換えや、加工したりする前に
最善の対策を行う。
泥臭くて、生産性の高い方法とは言えませんが、
そこに住まう人の暮らしを思うと、
簡単に取り換えたり、
加工したりすることに
違和感を覚えるのです。
住まいを、ただのモノ、箱と捉えるのではなく、
プライスレスな「思い」や「記憶」の詰まった
空間であると捉えること。
そして、プラスのエネルギー循環を
生む仕事を提供したい。
そんなこだわりを持って
これからも取り組んでいきたいと思います。